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MBAで教える株の期待利回りの考え方


MBAのビジネス講座 > ファイナンス > 株式投資

 

株であれなんであれ、投資に対する予想される平均利回りはみな同じではありません。ではなぜ、もっとも利回りが高いものに投資しないのでしょうか?それはそれなりのちゃんとした理由があるからです。

CAPM (Capital Asset Pricing Model)理論によると株(株だけでなくすべての資産なのですが)の期待利回りはどれ程その資産価値が市場全体の値動きとリンクしているかで決まるとしており、これをベータと呼びます。ベータは以下のように、ロイターのHPから誰でも見ることが出来ます。

 

ベータ

このベータが1の時、株価の変動は市場全体と同じであり、これが大きくなるにつれて、市場の値動きより大きな値動きをすることを意味します。また、この数値がマイナスになると、市場全体が上昇したばあい、その個別銘柄は下落するというマイナスの相関をもった株であることを意味しています。

ではなぜ市場は個別の株が持っている、マーケット全体の動きと関係ないリスク(例えば社長がとんでもない不祥事でつかまり、企業イメージが著しく悪化するリスクなど)に対してリターンやディスカウントを求めないのでしょうか?

なぜなら投資家は多くの株を保有することで、個別銘柄が持っている特有のリスクを分散させ、市場全体と同じ大きさのリスクにしてしまうことができるからです。例えるならば、ある企業が不祥事を起こす一方で、別の企業が予想もしていなかったヒット商品を開発し、ポーとフォリオ全体としては値動きゼロといったかんじでしょうか。

市場全体の値動きとのリンク度合いで期待できるリターンが決まるとしたら、一体どの数字を見れば良いのでしょうか?以下のリンク先の基本情報-ベータ値という数値がそれにあたります。

 

市場全体の来年一年の期待リターンが10%であるとき、ベータが1.5の株に投資すると、期待リターンは15%ということになります。

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一方、個別株を目利きして投資する場合、上記の理論など関係なく、市場と連動しないアップサイドを取りに行くことを狙います。この個別株に特有のリターンをアルファと呼びます。MBAで教えるファイナンス理論の基本的な考え方は、市場は誰よりも賢く、もしアルファなるものが存在するのであれば買いが殺到し、価格が上昇することでアルファは瞬時になくなるはずであるというものです。

 

現実世界では、そのような理論がいつも正しいわけではありませんが、どうして市場が気づいていないがゆえに放置されているアルファーを自分が獲得できるのか?という意識をもって個別株投資にあたる必要があります。

 

 

 

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