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MBAのビジネス講座 > 統計 > 標準偏差の意味とエクセルでの求め方
正規分布(下図)の横軸の目盛りが標準偏差です。標準偏差はσ(シグマと読みます)、もしくはSDという記号で表されます。正規分布では、1標準偏差の中に全体の分布の34.1%にあたるデータが含まれます。したがって、中心から両側1標準偏差をとると全体の68.3%のデータが含まれることになります。平均から両側1標準偏差とると全体の2/3、2標準偏差( 2σ)で95%、3標準偏差( 3σ)で99.7%と覚えておいてください。ちなみに標準偏差はZ値はとも呼ばれます。また、標準偏差を2乗すると分散が求められます。
上図はPractical Management Science: Spreadsheet Modeling and Applicationsに無償で付いてくる@Riskというソフトを使っています。
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エクセルの関数を使うと簡単に上記のように標準偏差からそこに含まれる確率計算できます。エクセル関数のコーナーでご紹介しましたが、normsdist
と normsinv
関数は覚えておきましょう。エクセルを起動させて、=normsdist(1)と打ち込んでください。0.84という数字が帰ってきますが、これは上のグラフのうち、標準偏差1より左側にある確立を示しています。こんどは
=
normsinv(0.95)と打ち込んでください。1.65と値が帰ってきますが、これは上の図の分布で95%を左からとるには、標準偏差1.65より左側を全て取る必要があることを意味しています。
また、Excelで標準偏差を求めるには=stdev(データ範囲)とすると、当該データ標準偏差が求まります。 大学では標準偏差を求める計算式など勉強しますが、実際のビジネスの世界では、上記の理解以上の知識は不要です。とはいえ、上記を理解している人も大変すくなく、多少の勉強で他の人に差をつけることができるコストベネフィットた最も高い社会人のスキルの1つでしょう。 統計学の入門書としては『新・涙なしの統計学』 がお勧めですが、最近はマンガでわかる統計学など漫画でそこそこのレベルまでわかる本あるようです。
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