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前項で述べた、変数を取ったり付けたりしても、残差(モデルで予測された数値と実際の数値の差)にパターンが見られる場合はは、ちょっとしたテクニックを使ってみましょう。最初に疑うべきことは、モデル化しようとしている事象が、Z = aX + bY というような簡単な一次式で定義できない可能性です。その場合は、それぞれの値の対数や逆数やルートをとってみたり、XとYを掛け合わした変数をあらたに付け加えてみたり、XおよびYとZの時間軸をずらしてみたりと、いろいろ試してみてください。
特に対数をとるのは良くやります。例えば、株の値動きなどを分析するときには、変化の額が正規分布に従うのでなく、変化の率が正規分布に従う(対数正規分布と呼びます)と考えたほうが良いことから、変化率の対数をとった上で、回帰分析にかけます。分かりやすく言うならば、100円の株が100円値上がりするのと、1000円の株が100円値上がりするのでは、値上がりした額は同じですが、値上がりの率が違います。当然率で考えたいですよね。ちなみに対数正規は以下のような形になります.正規分布と違って、0より小さくならないところも株の動きを説明するのに適してますよね.
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半数に対数を使うことは、変数を2乗することに比べ、モデルを解釈しやすくなるという利点があります。例えば以下の回帰式の場合、
Y = a*LOG(X) + b
Xが1%増えることにより、Yはおおよそa * 0.01増えるという関係にあります。
また、
Y = aX1b1 X2b2 X3b3
というような事象はそのままでは単純に回帰分析はできませんが、
全ての変数の対数をとり、
Log(Y) = Log(a) + b1Log(X1) + b2Log(X2) + b3Log(X3)
と置き換えることで、aやbをエクセルを使用しての回帰分析から測定できます。
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