MBAのお勧め教科書 厳選5冊
洋書でしか読めないMBAのテキスト
MBAのビジネス講座 > MBAの教科書（洋書）
MBAといえども一生もののリファレンスブックとして使える教科書は少ないものです。各分野でNo.1と思われるMBAのベストな教科書のリストです。残念ながらMBAの教科書（和書）で紹介している和訳されているMBAの教科書はGeneralな内容の本が多く、各分野で実務者が必要とする専門の高いMBAの教科書は和訳されない場合が多いようです。原書でしか読むことができないものの、内容が素晴らしい良質のMBAの教科書を厳選しました。幸いビジネススクールで使うMBAの教科書は、単なるお勉強の為の教科書でないので、洋書でありながら日本の学術書よりよほどわかりやすい場合が多いです。
統計 実践編
Data Analysis for Managers: With Microsoft Excel
データ解析というタイトルですが、ようは統計の知識を駆使した定量分析の解説書です。たんなる統計の教科書でなくエクセルを動かしながら、ビジネスで必要とされる計算の仕方を解説しています。StatProという回帰分析ソフトが無料でついてきます。エクセルでは説明変数の選択を1つづつ手動で行わなければいけないとい欠点があることから、変数候補が多い場合、エクセルの回帰分析は実務的には相当無理があり、それを自動でやってくれるこのソフトが入手できるだけでも大変価値があります。非常にわかりやすく統計の基礎的知識の解説もしっかなりなされている超おすすめテキストですが、統計に対して強いアレルギーがある方は、まず新・涙なしの統計学をから始めると良いでしょう。
統計の知識を活用した意思決定の為のモデリング
ビジネスの上で必要とされるありとあらゆる意思決定を定量分析するモデルの構築の仕方がわかるテキストです。エクセルをつかっての最適化計算、感度分析の仕方が丁寧にかかれていますし、エクセルの機能では足りないところは@Risk（モンテカルロシミュレーションソフト）、Decesion tree（複数の要因を定量化することで、感覚でなく、ロジカルな意思決定をサポートするソフト）というソフトが無償でついてきますので、それだけでも本代以上の価値があります。
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投資
どう個別資産をバリエーションしたらよいのか、それらをどのように組み合わせポートフォリオを形成するのか、理論だけでは動かない市場にはどのようなアノマリーがあるのか等々、この本は投資に必要とされる知識が全て詰め込まれたような本です。投資関連書籍は日本にも数多くありますが、全くレベルが違います。個人的にはMBAで一番好きだった教科書です。
ファイナンス 実践編
MBAの教科書（和書）で紹介しているコーポレートファイナンスの原理はどちらかというと理論よりで、こちらはそれをどうやって実践するのかわかりやすく解説してあるUser's
Manualです。また、著者が実務者として作成したエクセルモデルが数多く提供されており、実務者にとっては必読書です。
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財務諸表分析
Financial Statement Analysis: A Practitioner's Guide
単なる会計学の本ではなく、財務諸表からどうやって会社の財務内容を読み取るか、会計操作はどうやって行われるのかの指南書です。また、これらの会計分析の結果から、将来の利益および株価の予想につなげていくという観点をもった実務者向けの手引書です。MBA会計の教科書で唯一実務に役立った本。
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